2018年4月22日日曜日

固有なものは繋げることで

         Place Plumereau


昨日も27-8℃はあったかもしれない
暑い日であった
午後から旧市街へ
中心部のプリュムロー広場は人で一杯
そこを通り越していつものカフェへ

最近取り上げたテーマに関連したことが、すでに半世紀前に論じられていたことを見つける
こういうことは日常茶飯事で、驚かない
当然のことであることを知ったからである
そこでの議論を読んでみたが、視点は殆ど同じであった

当研究所ISHEの最後のミッションとして「自己の変容」ということを掲げている
その前に自然と人間存在の理解というのが付いている
自己の変容ということに関してもいろいろな人がいろいろな形で言っているものと思われる
今日その一つに出会ったが、すでに言われていることを知っても残念だとは思わない

自分の考えは過去の遺産をもとに無意識のうちに作られている可能性があるからだ
プラトン流に言えば、それは我々の脳の中に最初から詰まっている
それを思い出しているに過ぎないのかもしれない
たとえそうであったとしても、それを自分が発(見)するところに意味がある
さらに言えば、これは以前のエッセイでも触れたが、それを繋げていくことが重要になる
その繋がりの全体が見えた時、それはその人に固有なものになっているかもしれないからだ
そこにその人間の創造性が現れていると信じたい






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