2017年2月2日木曜日

合間にフランス大統領選

     アンボワーズ城 (Château d'Amboise)


本日は終日どんよりと曇っていて、昨日よりも寒い
ということで、籠ることになった
プロジェの合間に現実世界をネットの映像から覗いてみた
フランスの大統領選のその後である
これまでにはなかった今年の特徴である


前回覗いたのは1月18日だったが、最近大きく揺れているようだ
右派・中道の候補、共和党フランソワ・フィヨンにスキャンダルが持ち上がっている
すべてはカナール・アンシェネの記事に始まったようだ
妻や二人の子供を助手として雇い多額の金を払っていたが、実態はあったのかという疑惑である
助手として雇ったことになっている子供はまだ学生であった

フィヨンの側は、陰謀とか制度の中でのクーデターなどと言っている
以前から知られていたことが、なぜ今なのかという疑問を持っているようだ
結論を出すまで2週間待ってくれということらしい
すでに調査が始まっている
国民の四分の三はフィヨンの説明を信じていないようだ
あるジャーナリストによれば、誰にでも分かる疑惑ということになる
それが反映されているのか、多くの人が難しい状況にあると見ている
それでも彼は最後まで戦うと言っている

国民戦線のマリーヌ・ル・ペンの反応は明快だ
これはフィヨンが法に則ってやっていたのかどうかの問題ではない
彼が本当はどんな人間なのか、イメージとは違い金を愛する人間なのかという問題だと言う
それによって彼が国民の信頼を失うのかどうかの問題だと言うのである
彼女の語りは細かい言葉遣いに拘ることなく、問題の中心に力強く執拗に迫っていくところがある
長い活動のためだろうか、テレビの方を食っているような印象さえある
その点では確かにトランプ的な要素を持っているようにも見える

背後に意志的な力が働いているのかどうか、今は分からない
しかし、現状ではフィヨンがこのまま行ってたとえ大統領になったとしても厳しいものになるだろう
彼が選挙戦を続けるのか、撤退するのか
撤退した時には誰がその後を継ぐのか
そうなると、マリーヌ・ル・ペンとエマニュエル・マクロンの争いになるのだろうか
予想通り、先が見えない選挙になりそうだ


夜、再び戻ると、新しいニュースがあった
2007年の英紙とのインタビューで、妻のぺネロプさんは仕事には関わったことはないと言っている
これは un coup de grâce (= un coup fatal)「止めの一撃」だというジャーナリストもいた
今回支持したニースの人の反応も「落胆した」が多くなっている
さらに厳しい状況になってきたようである





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